お灸コース|アイム鍼灸院では身体を温めるお灸コースをご用意しています。

お灸Q&A

お灸は、いつからあるの?

中国の古代文献によると、お灸は今からおよそ2千数百年前、北方民族の独特の医療として芽生え、やがてインドに渡り仏教医学として研究発達してきたと言われています。
特に、中国北方民族の人たちは、素朴な生活体験の中から、人間の生涯というものをグローバルにとらえて、生れた時は赤ん坊、すなわち熱の塊から徐々に年老いて冷たくなり、硬く動かなくなるものとしてとらえられていました。
そこで、こうした熱からの冷去への移行を少しでも抑止し、火熱の摂取または維持によって少しでも長生きをするために考え出されたのが「お灸」です。

もぐさってどんなもの?

中国のタクラマカン砂漠や、インドのダイインド砂漠など、不毛の地とされているところでも、わずかなオアシスのほとりには必ず、お灸の原料となる「よもぎ」が地に生えています。(お灸に使われる「もぐさ」の原料がよもぎです。)
この生命力の高い植物に依って病気の治療をすることを考え付いたのが、お灸の始まりだとされています。
人々はよもぎを乾燥させてもぐさを作り、灸をすえることを考えつきました。
また、きびしい寒さのために衣服をつけたまま手足の先に灸をし、その結果、内臓の病気がなおることを知りました。このような経験の積み重ねから、灸という東洋医学独特の治療システムは生まれたのです。

お灸が流行っているみたい。なぜ?

「お灸女子」増加中!自宅で手軽に煙が出ない、熱くないお灸で健康管理!
とNHKの朝の情報番組で取り上げられるほど、お灸は今、ブームになっているようです。
「20代、30代の女性の間で、自宅で手軽に楽しむお灸が人気となっています」と、レポーターが報告。煙が出ない、熱くない、かわいくておしゃれなお灸商品が出回っていて、健康管理だけではなく、美容効果も注目!
やはり、若い女性は「いいもの」に敏感ですね。自分の健康は、自分で守るもの。お灸は、手軽にできる健康お応援グッズなのです。

お灸には、どんな効果があるの?

お灸は、自律神経などに作用して、内分泌に影響を与えることが確認されています。お灸を施した部分から出る加熱蛋白体(ヒストトキシン)は、血中に吸収され、各種の白血球が増加して免疫機能が亢進することが認められています。
・増血作用:お灸をすることで赤血球を増やし、血流を良くする
・止血作用:お灸をすることで血小板の働きを良くし、治癒の促進を促す。
・強心作用:お灸をすることで白血球を増やし、外敵から防御する。

お灸が効く、メカニズム

人間の体というものは内外にさまざまな刺激が与えられると、健康を維持するためにホルモンや神経が活動し、巧妙な調整が行なわれるようにできています。
この原理から、「適当な刺激を常に与えれば、体にとって有利な反応を引き出せる」ことがわかります。
そこでお灸をした場含を考えると、お灸によるその熱刺激は、神経を介し脳下垂体副腎系の内分泌に反応を起こさせます。
そして同時に、自律神経で調整が行なわれることも期待できるのです。 さらに灸は、温熱刺激であることから血のめぐりがよくなることも考えられます。
「お灸」による灸治療をはじめとした東洋医学は、近代、医学的にも理論づけられ注目を浴びています。

自然治癒力を引き出すお灸の力

私たち人間の身体には本来、さまざまな外界からの刺激から身体を守ったり、血液・体液などの成分や体温が常に一定条件にみたされるように、「生きていく力」が備わっています。
この、「生きていく力」は、「恒常性の維持(ホメオスタシス)」と呼ばれます。
「生きていく力」が弱ったり十分発揮できないでいる時に、身体を健康に保っている平衡状態は崩れ、病気を引き起こしてしまうのです。
しかし、私たちは病気になっても、病気から治る(回復する)ことができます。
それは、「病気から回復する生命力」すなわち「自然治癒力」が、私たち人間の身体に備わっているから。
「自然治癒力」とは、言い換えると、「自分で自分を治す力」といえます。
お灸は、この自然治癒力を効率よく高めることができ、比較的簡単に病気の予防ができるのです。

ツボは全部でいくつある?

東洋医学では、生命活動を営む主体を「臓(心、心包、肝、腎、肺、脾)」、
その働きを助けるものを「腑(小腸、三焦、胆、膀胱、大腸、胃)」とあらわします。
人体には、この六臓六腑をめぐる12の通路(経絡と呼ぶ)と、体の中心を上下に流れる二つの経絡の計14の経絡があり、その中に「気」というエネルギーのようなものが流れていると考えられています。
そして、この循環がとどこおりなく行なわれていれば健康で、もし一個所でもひずみが生じると痛みや病気が起こるとされているのです。
病気のときには経絡の要所にある365の経穴(気が出入りするところ)に灸をして、その独特な刺激療法によって気の流れを円滑にし、身体を健康な状態に導く」というわけです。

お灸で使うツボ

東洋医学では、人体の生命活動に欠かすことのできない物質として、「気・血・水」というものがあると考えています。
「気」は、大きな意味では生命エネルギー全体を指しますが、小さな意味では精神面に関するエネルギーをいいます。「血」は血液をさしますが、「水」は体液の総称です。この、「気」と「血」がからだの中を循環しているとします。人間の身体は、この気血の循環がスムースにいって、はじめて健康が保たれるのです。病気になると、気血の流れがうまくいかなくなり、停滞するところができます。この場所を「つぼ」といっています。
気血の滞っているところを刺激すると、流れがよくなり、健康体を取り戻すというのが「ツボ治療」です。「ツボ」を押してみると、しこりがあったり、いたみがあったり、皮膚がくぼんでいたりします。指圧、鍼(はり)、灸・・・など、ツボに刺激を与えると、効き目があるのは、はるか昔から知られていました。人は経験でツボを知り、それを生かしてきたのです。

効果の出やすいツボ

これだけは覚えて欲しい「つぼ」をご紹介しましょう。

三陰交

三陰交

内くるぶしから指4本分あがったところにあります。
身体が冷えている場合は、熱さを感じにくいツボなので、熱さをしっかりと感じるまで、同じ場所に何度か繰り返しお灸をしましょう。

足の三里

足の三里

膝の皿のすぐ外側にあるくぼみから、指4本分さがった、脛のふちにあります。
胃もたれや胃の不快感、食欲不振など、胃のさまざまに症状に効果があります。また特に、症状がなくても養生のためにお灸をしてもよいツボです。即効性があるため、気持ち悪いと感じたらすぐにお灸をすることで、胃のあたりがすっきりする感じを得られるでしょう。